温度計センサーというアイテムをご存知ですか。昨今は地球規模の温暖化現象が著しく、日本の夏も酷暑といわれるようになりました。このため夏は特に室温管理をしっかりとおこなう必要があり、現在主流のエアコンには必ずと言っていいほど、温度計センサーが備わっています。一昔前であれば、エアコンのタイマーが温度計センサーと直結していました。
今ではネット環境と結ばれており、外出先からでも室温管理がおこなえるほどです。ネット環境とつながっているエアコンのことを、IoT家電と言います。このIoT家電は中国や韓国では約90％もの一般家庭に整備されていて、日本でも2025年までには約80％の家庭に普及さえる目標を総務省では掲げています。特にエアコンの普及に努める動きがあり、温度計センサーとネット回線は切っても切れない関係にあるといえるでしょう。
ネット環境と連動する温度計センサーの概要としては、赤外線を室内に放射して空気中に含まれる水蒸気量で温度を測定します。その測定データをネット回線を使って飛ばし、家主のスマートフォンにインストールしている専用アプリで逐一確認できるというのが一般的な仕組みです。さらにエアコンを遠隔操作することもできるので、家にいるご高齢の方や小さなお子さんが過ごしやすい室温にするために、遠隔操作をするのにも役立ちます。IoT家電にはネット環境が不可欠ですが、さまざまな付加サービスを得られるのが魅力です。