アメリカで考案されたHACCP

HACCPは安全に食品を製造する為に1960年代にアメリカで考えられた管理手法で、アポロ計画で宇宙に行くのに持っていく宇宙食を安全に製造する為に考えられたものです。

従来の安全確保の方法は、食品を製造したあとにランダムに抜き取って検査して安全性を確かめる方法が世界的にも一般的に行われている方法です。この方法では検査をすり抜けてしまい、万が一にも異物などが混入してしまった宇宙食を持って行ってしまう可能性も少なくはありません。地球上ではお腹を壊せば病院に行って治療してもらえば治る程度の問題も、宇宙には病院がないので命取りになり可能性も考えられていました。いかに安全に食品を製造できるかを考えながら作られたHACCPの管理手法は、7つの原則と12の手順で成り立っています。社内でチームを発足することからはじまり、場合によっては専門家にも加わってもらい助言を得る企業もあるようです。

チームを組んだら食材の仕入れや保管方法、製造方法などを工程ごとに書き出し、表にしていき実際の現場を確認してチェックしていきます。工程ごとに問題点や危険が起こるとしたらどのような所か、防ぐ手立てはどのようなことかを細かく確認していくことが求められます。すぐに対応できる場合には対策をして、できない場合には重点的に管理していく方法をとります。HACCPを導入すると、問題が生じた場合の原因追及も可能になり再発防止策が講じられるので、続けていくことでより安全な食品を製造していくことができるようになります。

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