湿度を計測する機器である湿度計にはセンサーがあり適正な湿度を測れるようになっています。人の身体にとって湿度は、空気の中の水分の割合を示しており同じ温度であっても高くなると蒸し暑く感じることがあり適正な状態をセンサーで検知することは健康を維持するためにも重要です。湿度計には3つの測り方があり、よく使われるのがアナログのバイメタル式センサーです。湿度で湿気を吸いやすい、収縮力の違う感湿材を張り合わせて、変化で曲がるようにゼンマイとなっています。
その時の感湿材の変化でゼンマイが巻いたり戻ったりして動きを針であらわすようになっています。人の髪の毛を用いて湿気で膨らむ性質を利用したセンサーがあり、昔からよく使われていました。デジタル湿度計は、電極の上に感湿材を挟みこむ構造になっていて除湿剤が湿度を多く含むと電流が流れやすい性質を使い、乾燥すると電流が流れにくくなる抵抗の変化を利用したセンサーがあります。アナログの湿度計は、比較的安価で手に入れることが出来るので生活の中で利用しやすくなっています。
デジタル式の湿度計は、精度が良いので定期的に湿度を測る必要がある場所では欠かすことができない存在です。正確な湿度を計測することによって、ウィルスが発生しにくい環境をつくることができます。生活の中に快適感を取り入れるためにも湿度を測る習慣をつけておくことが必要です。湿度を40％以上70％以内に調整しておけば風邪をひいたりすることも少なくなります。