センサーを使うことで温度管理を効率化

モノつくりをはじめ、コピー機などのOA機器には温度管理が欠かせないものです。

適切な温度で加熱を行う、この温度設定はモノの品質に左右するもので適切な温度になっていることが求められます。仮に、130度で加熱が必要な装置の場合、温度計を見て130度であることの目視が必要になってきます。132度になっていたときには130度になるように人が装置をコントロールするなどの方法が考えられますが、これでは工数を増やすばかりであり非効率です。

温度管理は電子制御で行うのが今の時代のやり方、装置内部には温度を感知することができるセンサーが内蔵してあり、あらかじめ設定が行われていた数値と常に比較を行い、必要に応じて上げたり下げたりすることで人がその都度調節する手間を省くことができます。センサーは装置の一部に取り付けを行い、抵抗値の変化などをマイクロコンピューターに送信する仕組みを持ちます。

抵抗値が上がると温度は下がり、抵抗値が下がると温度が上がるなどの特性を持つサーミスターも温度管理に欠かせない電子部品です。ちなみに、サーミスターは浴室に設置が行われていることが多い混合栓にも使われている電子部品で、浴室の温度管理に欠かせません。シャワーから流れくるお湯の温度が一定になるのは、サーミスターが常に温度を管理しているためです。温度管理と聞くと工場などのイメージを持つ人も多いかと思われますが、混合栓などのように身近な場所にも欠かせません。

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